FtMについて

FTMについて

FTMとは、性同一性(Female To Male)女性から男性へ性を移行したい、している人の事を指します。

Gender Identity Disorder → GIDという表現は、疾病概念である性同一性障害のことを指します。そして、現在はGID(性同一性障害)→GD(Gender Dysphoria -性別違和)に置き換わりつつあります。

GID-性同一性障害と聞くと「病気、精神障害」というように聞こえ、差別的な響きを感じますが、GD-性別違和 は「障害」が付かないことで、差別的な響きを感じず、性別の違和は病気ではないと捉えることができますね。

GIDのうちFTMとは、心の性別(男性)と身体の性別(女性)が一致しない状態で心の性別で生活していたり、心の性別で扱われたいと強く思う方をいいます。
“恋愛対象が女性だから自分の性が男性”というものではありません。心の性と身体の性の不一致のことを指します。
心と身体の性が一致していないことに違和感や嫌悪感を抱きます。人によりに差はありますが、幼少期から違和を感じたり、思春期には月経や胸の膨らみに嫌悪を抱きます。
それにより治療を望み、心の性へ近づける場合もあります。しかし手術には少なからずのリスクを伴うので判断は慎重に行うべきだと思います。手術だけが治療の全てではないともいえます。
手術などを行う治療を望む場合には、性同一性障害の知識を持った医師の診断を得なければなりません。
自身の身体への強い嫌悪感による苦痛は耐えがたいものです。
今日よりも明日、明日よりも明後日。と人々の理解が増え、思いやりのある社会になることを祈ります。


FPC.を設立した理由や想い

FPC.は、少しでも同じ悩みや苦しみを持つ方々の力になれたらという想いから設立しました。
私は3人兄妹の末っ子で女性としてこの世に性を受けました。幼い頃から男の子と外で遊ぶ事が多く、幼稚園の制服のスカートは先生へズボンでの登校をお願いしてズボンで過ごしていました。
思春期になると男と女という区切りが強くなり始め、女性である私は必然的に女性として過ごさざるをえませんでした。“おとこおんな”と言われ、学校では噂になることがありました。
堂々と自分を出す事ができるタイプではなかったため、違和感と嫌悪感と共に生活を送っていました。幸い母親に理解があり「自分の思うように生きなさい」と言う言葉に救われました。
18歳になるとすぐにホルモン注射を始めました。段々と男性化していく事が嬉しく、それと共に女性的な部分が一層目立ち苦しみました。
20歳になり、技術が日本より勝っているタイで手術を受けたいと思い、乳房切除術と子宮卵巣摘出術を受けました。
現在は戸籍上男性として生活していますが、どうしようもない悩み、将来の不安など様々な事を考えます。
昔よりは少しずつ社会の理解は変わっていると思います。ですが、ただ待っていても想うような社会にはならないと思い、
私自身が動いていけばそれがどのような形であれ当事者の力になるのではないか、力になりたい。 という想いからFPC.を設立しました。
今後、様々な活動をして通して当事者の方のお役に立てればと思います。